
こんにちは!ライターのカナ(@KANA_vintage)です。2019年春の台湾旅行レポをお送りしています!
今回は、念願だった台湾の伝統的な布地「花布」を購入しました!

花布を使って着物の帯を作るのが憧れなんです!!!
<この記事でお伝えすること>
- 迪化街「永楽市場」ってどんなところ?
- 「花布」ってなあに?
- 「花布」っていくらくらいで買えるの?
台北の問屋街・迪化街(ディーホアジェ)「永楽市場」ってどんなとこ?
※この日は大雨だったので、写真がどんよりしています・・・
永楽市場のある迪化街(ディーホアジェ)は、食品や雑貨の問屋街として知られ、18世紀末頃からの古い建物が多く並ぶレトロな街並みが魅力的。
このレトロな建物を活かしたリノベーションカフェや雑貨店も増えています。
食品は、ドライフルーツやお茶、カラスミのお店が多いですよ。
あと、カゴのお店も人気で浴衣に似合いそうなポシェットやマルシェカゴ、木製の食器が揃うお店は日本人観光客でにぎわっています!
そして、私が今回楽しみにしていた布地や布製品がの問屋さんがたくさん!!

迪化街に行った日が土砂降りだったので、写真が撮れず・・・代わりに、2018年夏に行った時の写真を載せておきます。
迪化街は台北駅の北西にあります。
台北駅からならタクシーが便利です。
「永楽市場」は布製品と食品のお店が揃うよ
迪化街の中にどーんと大きな建物があります。
写真が暗いのでわかりづらいけど、『永楽市場』と大きく赤い字で書かれているのでそれを目印に。レンガの壁が重厚感あってよいですねー。
永楽市場=布製品の問屋さんが揃う、というイメージでしたが、1階は食品のお店も並んでいました。食品と、布製品を加工する工房が半々という感じ。
フロアマップを見ると、1階が食品、2,3階が布製品のようです。
というわけで、建物の外にある階段orエレベーターで上に向かいました!
「花布」などの布製品は2階へ
一旦3階に上がってみると、「工作」という文字が並んでいたのでオーダーメイドを受けてもらえる工房中心のフロアのようですね。
細い通路の両サイドに、ひしめき合うように布製品とミシン、その奥におばちゃんが準備をしています。

市場で買った布地をそのまま3階の工房へ持って行ってオーダーすることもできますよ!
2階に降りると、ロール状に巻かれた布がずらーっと並んでいるのが見えました。ここが布地の量り売りができるフロアですね!!
市場へ行ったのは月曜の10時頃。
ガイドブックを見る限り営業時間真っ只中のはずなんだけど、埃除けのカバーがかぶせられているお店が多く営業前?お休み?の店が多かった・・・なぜ・・・。
聞きたかったけど、中国語がまったくできないので誰にも聞けませんでした。

広くて薄暗い建物の中を布地がひしめき合うように並ぶ様子は、新大阪駅近くの『センイシティ』の雰囲気に似てました。
メーカーの開発をしていたころ、試作品を作るのに材料を買いに行っていたんですよ~
そもそも、「花布」とは?
「花布」とは、『台湾花布』『客家(はっか)花布』とも呼ばれる伝統的な花模様の布。
ここに描かれている牡丹は富の象徴。おめでたい図柄なんですね。
以前は「古い」イメージだったそうですが、ここ最近のレトロ文化ブームでそのクラシックな雰囲気がまた人気になってきています。
花布の柄を使ったお茶のパッケージやお皿を見たことがある人も多いのでは?
マスキングテープも花布模様。かわいいーー!
「花布」を使って帯をハンドメイドしたい!
お皿やマステなどはお土産店なら買えるし、バッグなども台北の街にいくつか売られているところはあります。
でも、私はこの花布を使って着物の帯を作りたいんです!
帯となると、日本の110㎝巾の生地でも2mは必要。
※浴衣に締めるような帯はだいたい4mあります。
あらかじめカットされた生地ではツギハギだらけになってしまいます…。
なので、生地を買うなら計り売りしてくれるところである程度の長さのものが欲しい!
というわけで、カットして売られているものではなく、ロール状に巻かれた計り売りタイプに狙いを定めて行ったというわけです。
気になる花布のお値段は…1ヤード150元
営業しているお店をウロウロと回っていたのですが、私の求めていた伝統的な『花布』はどのお店も数種類。
あとは、日本の手芸店の品ぞろえとさほど変わらないものだったように感じました。
チェックとかドットとか、あとリバティ風の花柄もありました。
その中でも花布の種類が多かったお店でじっくり見たのですが、値札が見当たらない!!
日本なら、ロール状に巻いた端の方に○○円/mとか書いてありますけど。。。
と、お店のおじさんに尋ねたところ、花布は「1ヤード150元」とのこと。
花布の幅は150㎝
ちなみに、この日のレートは、1元=2.8円ほどでした。
ということは、1ヤード420円くらいですね。
日本では同じような素材の生地はだいたい680円くらいからあるかな?(デザインにもよるけど)
そして、幅は110㎝や90㎝が主流です。
というのを考えると、日本よりリーズナブルですよね。

この素材、日本ではなんて呼ぶんだっけ??
何より、花布は台湾の伝統的な図柄だし、日本ではこのような鮮やかな花柄は滅多に出会えません。
今回は節約旅だったのでこの1種類に控えましたが、次に台湾へ行くときはもっといろいろ揃えてみたいなー。
たまたま入ったお店でしたが、お店のおじさんも(言葉は通じないけど)にこやかに対応してくれて嬉しかった!またあのお店で買おう。
「花布」を購入するなら路面店よりも永楽市場がお得
迪化街には「永楽市場」の外の路面店にも布のお店がたくさんあります。
布地だけでなく、レースなども豊富。
路面店だし、お店は永楽市場内に比べて明るいので、一見入りやすさはあります。
でも、ちらっと商品を見てみると、布地の価格はちょっと割高なように見えました。
ハギレを少しずつ買いたいなー、って程度ならいいかもしれませんが、私のように数メートルも購入したい場合は永楽市場のお店で購入するほうがオススメ!!
営業日・営業時間に注意! ※日曜はお休み
営業時間は次の通りです。
- 営業時間:5~20時
- 休業日:日曜日(店舗によって異なる)
日本から台湾へ旅行される方は、土日を含めた2泊、3泊程度の方が多いのでは?
日曜日はお休みなので、注意してくださいね!
”店舗によって異なる”なので、営業していなかったお店は、もしかしたら月曜休みだったのかな…?
まとめ:布地を計り売りで購入する場合は、永楽市場内のお店で!
- 迪化街の中にある市場「永楽市場」は花布だけでなく食品なども揃う
- 布地を買うなら永楽市場の2階へ。買った生地を3階へ持っていってバッグなどのオーダーメイドもできる
- 計り売りの場合、花布は1ヤード150元が相場
- 路面店よりも市場の中のお店の方が安い
大柄のお花柄なので、半巾帯よりも名古屋帯のほうが映えるかなぁ。
後日、帯が完成したらまたレポしますね。
では!!!
コメント
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